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September 17, 2007
久米美術館『久米邦武・桂一郎と有田瓷器展』
〜肥前の精美を世界の産業に〜
| 期間 | 2007年9月29日(土)〜11月7日(水) |
| 場所 | 久米美術館 (JR山手線目黒駅西口下車徒歩1分、東急目黒線・地下鉄南北線・都営三田線目黒駅下車徒歩2分) |
| 開館時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(但し、10月8日は開館し、翌9日は振替休館) |
佐賀に生まれ育った久米邦武は、父・邦郷が有田の皿山代官を務めたこともあり、陶磁器とは深いかかわりを保ちつつその生涯を送りました。
明治4年、 久米邦武は岩倉使節団の一員として米欧12ケ国を視察し、数多くの施設や工場を見学しました。その中でも各国の陶磁器工場は久米の関心を大いに惹くものでした。郷里佐賀の有田陶磁器を念頭におきながら欧米の施設や製品を見学したことは、報告書『米欧回覧実記』からも窺うことができます。すなわち、西洋諸国の陶磁器産業を参考に、殖産興業の考えから日本の陶磁器のあり方を探ろうとしたのです。それは、近代国家としての国づくりに不可欠な外貨獲得のための手段に、陶磁器産業を基幹産業のひとつとして振興していく必要性を痛感したからでした。
帰国後の久米は、それを率先実行するかのように、有田の陶磁器関係の人脈をたどって「香蘭社」や、それに続く「精磁会社」の設立に参画します。「精磁会社」は日本でごく早い時期にかたちづくられた会社組織でもあり、経営方法や施設の整備などの点でも新しい陶磁器産業の形を模索するものでした。
また、邦武の長子桂一郎は、フランス留学中1888年のバルセロナ万国博覧会の事務手伝いを依頼された際、出品予定の陶磁器のできばえに満足せず、手持ちの赤絵の置物を展示し金牌を受けるなど、日本の技術を世界に紹介するのに一役かいました。その後も生涯にわたり、芸術家としての審美眼をもって数多くの博覧会用務に携わりました。
本展は、当時の資料や実際の作品を多角的に展示することによって、明治期有田陶磁器の現状を紹介しながら、久米邦武・桂一郎父子の陶磁器に対するまなざしや姿勢を探るものです。
【主な展示品】
染付萓秋草文チューリン(精磁会社製)/久米邦武米欧回覧中の黒ノートより、ポッタース製造の記述/色絵雲霞地紋珈琲碗皿(深海年木庵喜三製)/久米邦武手稿「製陶學」/色絵菊花文鉢(深海年木庵喜三製)/バルセロナ万国博覧会日本会場風景(La Ilustracion Española Y Americana紙)/コンポート皿(精磁会社製) など
■記念講演会
・日時 9月29日(土)16:00〜
・講師 蒲地孝典氏(古美術商・陶磁器研究家、『幻の明治伊万里 悲劇の精磁会社』著者)
<入場料>一般500円、高大生300円、小中生200円
※この画面をプリントアウトして持参すれば、入館料が100円引になります。
- 【問合せ】久米美術館
- 〒141-0021 品川区上大崎2-25-5 久米ビル8階
- TEL:03-3491-1510 FAX:03-3491-6617
※東京龍馬会の会員で、観覧希望の方は、コチラまでご連絡ください。ご招待状があります。
投稿者 minagawa : September 17, 2007 09:28 AM
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コメント
久米美術館さまから、大変ありがたいメールをいただきました。
東京龍馬会ホームページの久米美術館『久米邦武・桂一郎と有田瓷器展』の掲載箇所をブリントアウトして持参すれば、入館料100円割引のサービスをしてくださるとのこと。
大変ありがたいお申し出でしたので、早速、その旨、書込みました。
皆様、是非とも、久米美術館へ!!
>久米美術館さま
お心遣い、ありがとうございました。
投稿者 みながわ : September 26, 2007 09:30 PM
